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春に京都市東山区三条粟田口の粟田神社に行った時、「8月第一日曜日に鍛冶神社祭」と聞きましたので、今日8月5日に拝観してきました。粟田神社参道脇の小祠です。 境内を改修したとかで小さな社殿の周りに欧陽修『日本刀歌』や水戸烈公の漢詩を刻んだ石柱、明治天皇の歌碑などが玉砂利を敷いた中にきちんと並べられていましたが、前に形だけ残っていた井戸の石積がなくなっていました。刀工の遺跡は清冽な水の井戸が根拠という所が多いのに。
宮司様と巫女さん二人で参列者は氏子10人ほど。修祓、祝詞奏上、謡(多分『小鍛冶』)奉納、玉串奉献と工事関係者表彰で終わりでした。京都だから刀匠の実演ぐらいあるかなと思っていたのですが。
氏子の他婦人見学者30人ほどは刀剣女子だったのでしょうか。三条小鍛冶宗近、粟田口藤四郎吉光の工房と伝え二刀匠をまつっているのだから刀剣愛好家の為に玉鋼くらい展示されては、とも思いました。
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