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京都寺町の古書店で古雑誌の中から『日本刀及び日本趣味』誌、昭和12年(1937)3月号を見つけました。
考古学の記事が読みたくて買ったのですが、当時タタラ製鉄は不採算で閉山してしまった事をあげ、「日本刀は砂鉄から木炭で製錬した鋼がないと作れない、林(銑十郎、陸軍出身)総理にはご英断を以て日本鉄の製錬を復活していただきたい」とか、「本多(光太郎)博士は化学分析の進展で将来は正宗の名刀の復元も可能、と申されたが刀匠が精魂を込めた日本精神は化学では解明不可能と思うが如何」などとありました。日本紀元2600年(昭和15年)を前に日本精神高揚が盛んだった時です。
砂鉄製錬は軍刀生産のため昭和8年に「靖国タタラ」が復活し、戦後は日刀保タタラが継続していますが、分析不可能な日本精神の方はどうなっているのでしょう。
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