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見ませんねぇ、鬼晋麿正俊。 私は出題者側ですから、最初から答えを知っていたわけですが、「鬼晋麿正俊って、清麿の弟子だったっけ?」というのが正直な感想でした(^^ゞ ・・・情けない。
仰るとおり、清麿はもちろんのこと信秀や清人の現存数の多さに比べ、圧倒的に数が少ないですね。 出題刀を見ると出来が優れているのに数が少ない、これは何を意味しているのでしょうか?
普段は凡作しか作れないのに、たまたま名刀が打ち上がった? 私は違うと思うんですよねぇ。 刀工は「技術者」ですから、腕が良い者は腕が良い、腕が悪い者は腕が悪い、たまたまなどというものが通用する世界では無いと思うんです。
となれば、そこそこの腕を持ちながらも「巨星」の協力者で終わった、とは考えられないでしょうか? 共同作業である刀剣の製作では、凡人よりも腕の立つ弟子が向槌を勤めた方が、良い刀が出来上がると思います。 私は、名の売れた刀工には腕の良い弟子がつき、ますます名刀が出来上がった、と思っています。
垂涎の的である名刀の陰に、良い腕を持ちながら「一協力者」で終わった数多くの刀工達がいたんでしょうね。 |
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