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明けましておめでとうございます。 ここ最近の無沙汰を謝し、皆様のご健康とますますのご活躍を祈念いたします。
さて、真改さんもおっしゃっていた「刀の手入れ」ですが…私も同様にすっかり間が開いてしまっています(^^;) 宣伝するつもりはないのですが、銀座 刀剣柴田の油の優秀さに頼り切って、半年に一度くらいは鞘から抜いて錆の有無を確認しますが、その都度「まだ大丈夫」と言って鞘に戻すといった、およそ「愛刀家」とは対極の所業…
加齢とともに往時の情熱はどこへやら、熱心に手入れをして鑑賞していた自分が懐かしい…最近はちょっと目が霞みがちなお年頃ということもあり…ですが、以前は元旦に手入れをするのが恒例になっていましたから、久々に窓を開け放ち空気を入れ替えて手入れを終わったところです。
思えば昨年、油が乾いてこびり付き、恐らく数年は手入れをしていなかったであろう刀を目にし、家に戻ってから自分の刀を確認したことがありました。 その方が使用していた刀剣油は、(私も所有していますが)関西地方にある古くから超有名な刀剣油。 伝統的な植物性の油なので、こまめな手入れを前提としたものなのでしょう。 確かに爽やかな丁子の香りと共に、その油で手入れをすると沸や匂などの働きが、一層輝きを増すように感じられたものですが…
真改さんも言及していた、昭和100年、大東亜戦争終結から80年…俳人・中村草田男の句「降る雪や 明治は 遠くなりにけり」の情景が確かな現実味を持って感じられるようになってきました。 とは言いながらも、黄昏ているばかりではいられません。 今年は災害の少ない年であることも祈念しつつ、皆様とご一緒に精進して参りたいと思っています。
よろしくお願いいたします。 |
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