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古い時代の拵えは歴史的な価値もあり、それ故に工芸品の価値とは別に過去に思いを馳せるのも楽しいものですね。
伝統を守るためには、歴史の勉強や理論だけでは無く実際に製作することが必要ですから、刀を愛でる者は「旦那(パトロン)」としての心構えが必要だと思います。 古今東西、全ての芸術は旦那(パトロン)がいてこそ、成り立ち・発展してきたわけですが、現代では「言うは易し」ですね。
今となっては刀とは「仕事にも生活にも必要のない趣味のもの」と言って良いかと思いますので、刀は収集できても付属していた拵えを保存するのがせいぜいで、なかなか新たな拵えを製作するまでは行きません。
せめて補修や修理だけでもと思いますが、悩ましいところではあります。 |
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