404511
一陽来復評定所
令和七年 乙巳 二黒土星 西暦2025年 皇紀2685年
(明治158年 大正114年 昭和100年 平成37年 大東亜戦争後80年)

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刀を相続するということ   真改 : 2025/03/02(Sun) 09:02 No.7634
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白影 最近、知り合いの方から刀があるのだが、どうしたらよいかと相談を受けた。
取り合えず拝見すると、拵えに入ったもの、白鞘のものまであったが、共通することは刀身には錆があちこちに見え、茎は錆がひどく、ざらざらと柄を抜くときに錆の音がするほどであった。

よほど保存状態が悪かったものと思え、保存場所の問題や手入れの問題と両方の状態が悪かったと推察された。
また、一部は登録証が無いものがあり、厳密にいえば、無いというよりも、どこにあるのかが不明となっていた。
一部は鞘にセロハンテープで張り付けてあるものや、紐で縛ってあるものもあったが、管理状態がばらばらであるので、盗難防止のために刀と刀剣登録を別々に保管していたという訳ではなさそうだった。

登録証の無いものは地元の都道府県の教育委員会へ相談して、手続きを進めるように進言した。手入れの悪いものは、これ以上の状態悪化を招かないように、とりあえずの手入れをした。

問題は相続人である本人に今後、所有の意思があるかどうかである。
所有の意思がないないなら、登録証があるものは、ネットオークションや刀剣商を通じて処分できるであろう。
また、登録証が不明な場合は、もう不要なら警察へ相談に行って、警察で処分してもらうことになろう。

なんだか、刀の相続の話をしながら、ふと思ったことだが、家だって土地だって、車や時計、手入れをしないで手間暇をかけずに相続できるものなんて実はないんだと思った。もっとも最高の状態で相続するには、日ごろの手入れと知識の移譲も必要で、その対象物を続けて守ることの意思がなければ、どようなものも同じだ。何も刀に限ったことではない。

最近は、断捨離ブームで何もかも歳が来たら、売り払うことを主な手段として処分してしまうことが多いと聞く。
刀は譲り受けたか、相続により所有することになったかのどちらかで、登録の変更届をだすことになっているが、価値ある刀剣を次の世代に残すためには、高額評価の物ほど、相続問題(税金)や文化財保護の観点からの問題を抱えていると思う。

錆びついた状態で拝見するのは刀身の部分だけではなく、ざらざらと音を立てて柄から出てくる茎でもあり、錆ついた茎に覗く銘が見えると、余計に寂しさを覚える。

人口減少の陰で、世代ことに家を建てるために、実家の相続や建物そのものの手入れもそのままに、朽ちてしまいかねない文化財の存在がある。
一振りの刀を見て、そういう思いに駆られた次第。
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Re: 刀を相続するということ   花散里 : 2025/03/03(Mon) 21:17 No.7635
ガマ 子供の頃から、刀剣類には関心がありました。
そうは言っても、もちろんチャンバラごっこや時代劇の延長であり、刀の何たるかにはとても思いが及ばなかった…謂わば無邪気な時代。

成長して結婚したことで、個人同士の付き合いだけではなく、家と家の付き合い、地域と地域の縁ができ、思いがけずその地域ではそれなりの歴史と物語が付いた刀を譲られることになり、これが本格的な刀との付き合いの第一歩。

それからは、見る刀、見る刀の全てが欲しくなり、暇さえあれば…いや無理やり暇を作ってでも刀を見に行き、見るだけで心が躍った…謂わば盲目的な楽しみの時代。
その頃は、将来的な刀の処分などに意識が行かず、刀友達の所蔵刀を横目で見ながら、ひたすら良い刀や掘り出し物を探していましたね。

そんな中、ふと見渡して見れば刀友達もそれなりのお年頃、ましてや自分も還暦をとうに過ぎ、そろそろ古希の影も見え隠れする年ともなれば、やはり頭に浮かぶのは集めた刀の行く末。
冷静に考えれば、自らの手で、自らが納得する形で、どなたかに譲り渡すのが一番とは考えるものの、ではそれが今かと自らに問うても、未だ結論には至らず…

ゲームに端を発した刀剣ブームのその後も、いつとはなく話題には上らなくなり、もちろん今後の世の中の行く末を見極める力があるわけでもなく、ただ何となく片目を瞑って日々を過ごしているばかり…

我ながら、優柔不断で困ったものです…
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Re: 刀を相続するということ   真改 : 2025/03/05(Wed) 09:48 No.7636
旅人 あの世までは持っていけない物ばかり、とは分かっていても…。
せめて、後でお世話になる人が片付ける時には、なるべく負担を掛けないようにと考えておりますが、これが、なかなか。

物やいらん!お金の方がええ。と言うのが、本音かなぁ。
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明けましておめでとうございます。   真改 : 2025/01/01(Wed) 08:47 No.7626
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白影 旧年中は、大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。

さてさて、昨年12月は、二年以上ぶりに刀剣の手入れを致しまして、冬季に手入れをしたのは久しぶりでした。
毎日のように鑑賞していた30代とは、おおよそかけ離れた状況となりました。
これも、時の移ろいでしょうか。

本日は、正月鑑賞ということで、記憶にある限り、正月に刀を鑑賞したということがありませんでした。驚きの行動です。
地上波を見なくなって久しく、新聞を読んだらすることもなく、一振り抜いてみました。
この刀は昭和12年作刀の「宮口一貫斎寿廣勤作」銘の靖国刀匠の作品です。別名「靖廣」。
今年は昭和100年。
戦後80年。

この刀を後世に伝えるべく、今年、研磨を致します。戦前の研ぎのまま保存していましたが、思い切りました。
「勤作」という言葉に、心打たれます。
戦前の刀に、「勤作」と入った刀を稀に拝見することがあります。
私も、いろんな意味で、謹んで精進するようにと、今年の目標と致しました。

今年も、皆様にとりまして、息災な年でありますことを祈念申し上げます。
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Re: 明けましておめでとうございます。   花散里 : 2025/01/01(Wed) 11:35 No.7627
ガマ 明けましておめでとうございます。
ここ最近の無沙汰を謝し、皆様のご健康とますますのご活躍を祈念いたします。

さて、真改さんもおっしゃっていた「刀の手入れ」ですが…私も同様にすっかり間が開いてしまっています(^^;)
宣伝するつもりはないのですが、銀座 刀剣柴田の油の優秀さに頼り切って、半年に一度くらいは鞘から抜いて錆の有無を確認しますが、その都度「まだ大丈夫」と言って鞘に戻すといった、およそ「愛刀家」とは対極の所業…

加齢とともに往時の情熱はどこへやら、熱心に手入れをして鑑賞していた自分が懐かしい…最近はちょっと目が霞みがちなお年頃ということもあり…ですが、以前は元旦に手入れをするのが恒例になっていましたから、久々に窓を開け放ち空気を入れ替えて手入れを終わったところです。

思えば昨年、油が乾いてこびり付き、恐らく数年は手入れをしていなかったであろう刀を目にし、家に戻ってから自分の刀を確認したことがありました。
その方が使用していた刀剣油は、(私も所有していますが)関西地方にある古くから超有名な刀剣油。
伝統的な植物性の油なので、こまめな手入れを前提としたものなのでしょう。
確かに爽やかな丁子の香りと共に、その油で手入れをすると沸や匂などの働きが、一層輝きを増すように感じられたものですが…

真改さんも言及していた、昭和100年、大東亜戦争終結から80年…俳人・中村草田男の句「降る雪や 明治は 遠くなりにけり」の情景が確かな現実味を持って感じられるようになってきました。
とは言いながらも、黄昏ているばかりではいられません。
今年は災害の少ない年であることも祈念しつつ、皆様とご一緒に精進して参りたいと思っています。

よろしくお願いいたします。
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[→7627] Re: 明けましておめでとうございます。   四分一 : 2025/01/01(Wed) 20:55 No.7628
旅人 明けましておめでとうございます。

すっかりご無沙汰しています。
私は自分自身の手入れに努めている毎日です。
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Re: 明けましておめでとうございます。   そぼろ助広 : 2025/01/04(Sat) 00:38 No.7629
鍛冶 明けましておめでとうございます。真改さん、昨年は丸亀の名刀展にお越しいただきありがとうございました。「随想・ニッカリ青江」という題で日刀保の機関紙「刀剣美術」に投稿するつもりで駄文を書いていますが、なかなか筆が進みません。そのうちに書き上げる予定ですのでご覧ください。 [返信]
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Re: 明けましておめでとうございます。   御刀天国 : 2025/01/04(Sat) 13:20 No.7630
旅人 刀兄の皆様、明けましておめでとうございます。
思えば昔あったバンクーバー愛刀会も、会員の半分が鬼籍に入り、遠くに転出した会員も多く、解散してから十年以上経ちます。今では刀剣談義に花を咲かせる相手も無く、今回も新春お一人様鑑賞会を明日開く予定です。
 ところでそぼろ助広様ご案内のニッカリ青江ですが、元の持ち主の東京のAさんが手放された時私にもお話しがありました。しかし海外に持ち出すには重要美術品の指定解除が必要で、泣く泣く見送ったことがありました。本当は軍資金が足りなかったんですが、どこかから都合がつけば、ニッカリ青江は私の所有だったと思うとくすぐったい気持ちです。
写真は神奈川県の重要文化財指定書で京極家からAさんに所有が移った時指定解除になった物です。本来神奈川県に返却されるべき物ですが、私が記念にいただいて手元に保管しています。

単独表示 IMG_0058.jpeg

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[→7630] Re: 明けましておめでとうございます。   そぼろ助広 : 2025/01/20(Mon) 20:56 No.7633
鍛冶 御刀天国様 情報提供ありがとうございます。いわゆる県文指定だったのですね。私の知合いも県文の指定解除して重要刀剣になった
刀を所有しています。重要美術品は昭和25年に文化財保護法が施行されて新規指定はなくなりましたが、当分の間は有効との事です。
無効になるかも?と先走って県文指定したのでしょうか?ニッカリは現在も間違いなく重要美術品です。

単独表示 20250120_204004.jpg

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所蔵品をいかに守るか   真改 : 2025/01/15(Wed) 06:57 No.7632
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白影 明日で阪神淡路大震災から30年。
昨日も宮崎県沖で地震があり、南海トラフ地震との関連性が検討されましたが、だれもそんなことは予知できないと私は思っていますので、対応はひとそれぞれ。
しかし、能登地震の復興への国の対応を見ていると、復興については国の支援は期待できません。
国民の生活を見ているというよりも、税のことしか考えていないように思いますし、もっといえば、そういう国会議員の姿しか感じないというのが多くの国民の思いではないでしょうか。

さて、地震から身を守ることはもとより、文化財をいかに守っていくかというのも、こういう趣味を持っていると考えてしまいます。
アメリカの火災では、ゴッホ美術館にまで迫っているとかありましたが、日本では地震災害からいかに守るかというのは大きな課題かと思います。

刀で言えば、これからも素晴らしい刀を見ていきたいし、伝えていきたい。そういう思いからも、文化財の避難ということも大事でしょうね。
昔、日本沈没という小説やドラマ映画がありましたが、日本の文化財を海外に避難させる場面があったと記憶しております。
大きな問題ですね。
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静岡市歴史博物館   真改 : 2025/01/15(Wed) 06:46 No.7631
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白影 YouTubeから抜粋

静岡市歴史博物館
>静岡市歴史博物館・鈴木将典 学芸員:
非常にきれいな状態で残っていて、一度も使われていないのでは?といわれている。打ちたてのような状態で400年前のものが現代まで残っているというのが一つの特徴
博物館によりますと、家康が駿府城に戻った大御所時代に将軍家お抱えの刀鍛冶 初代・越前康継が駿府に立ち寄り作ったものと考えられています。
家康の死後に徳川御三家へ分配された遺品の一つで、十男・頼宣が持っていたと伝えられているということです。
市が都内の刀剣商から約1800万円で購入しました。
>ここまで

全体の話はぜひ、YouTubeをご覧いただいてと思います。本物にこだわったということですが、越前康継ってこんなに高かったんですね。知りませんでした。
伝来が加味されているのかもしれませんね。
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企画展ご案内   真改 : 2024/10/08(Tue) 10:23 No.7615
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白影 https://www.city.marugame.lg.jp/page/29179.html

△にっかり青江を見ることが出来る!
うどんを堪能して、刀も堪能しよう!!

Download:にっかり青江.pdf 7615.pdf

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Re: 企画展ご案内   真改 : 2024/10/08(Tue) 10:27 No.7616
白影 企画展ご案内

単独表示 にっかり.jpg

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Re: パンフに載っていた清麿はたぶんこれ!   真改 : 2024/10/10(Thu) 07:23 No.7617
白影 銘文:源清麿 中嶋兼足佩刀
Sign:Minamoto Kiyomaro Nakajima Kanetari Haitou
種別:白鞘刀 Katana and Shirasaya
寸法:2尺5寸5分(77.3cm)反り 1.9cm 元幅2.9cm 先幅2.2cm 元重0.7cm

単独表示 alls50.jpg

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[→7617] Re: パンフに載っていた清麿はたぶんこれ!   そぼろ助広 : 2024/10/15(Tue) 22:49 No.7618
鍛冶 はい、その通りです。清麿の作風といえば金筋・稲妻・砂流しが派手に入っている物を想像しますが、これは比較的に穏やかです。でも刃は明るく、いかにも名刀然としており、一見の価値はあります。是非ともご覧ください。 [返信]
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Re: 企画展ご案内   真改 : 2024/10/16(Wed) 14:36 No.7619
白影 平日なら比較的すいていると睨んで参ろうかと計画をしております。

三年前に食べた「石川うどん店」に行った後、丸亀城へ、いざ!
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Re: 企画展ご案内   真改 : 2024/10/25(Fri) 21:18 No.7623
白影 平日に行って参りました!「ニッカリ青江のすべて」展。(^^)v。
妻と娘と娘の長男(0歳)と共に、石川うどん店の開店と共に、特別メニューの「ニッカリ青江セット」を注文。その美味しさとボリュームに感激。('Д')。
ニッカリ青江セットは、三年前にもあったのですが、今回の企画展とコラボしているとすれば、三年に一度のお宝メニューということになりますが、果たして…。

平日ということもあり、丸亀城の丸亀市立資料館は並ぶこともなく、ゆったりと鑑賞することができました。
いや〜、圧巻ですわ!('◇')。
まず、パンフレットの出来が素晴らしい。ニッカリ青江を丸裸にしています。これだけで、史料価値がある素晴らしい出来栄えです。
でね、展示されている刀がガラスにおでこや鼻をぶつけるほど、近くに寄ってしまう名刀揃い。ガラスにやたらと曇っている箇所があったのですが、だれか近寄りすぎてぶつけたな!と、娘と語りながら進んでいたら、知らず知らずのうちに、自分も少なくとも二回はぶつけてしまいました。(;^ω^)。

また、一通り刀を見て、次に刀装具を見ていたら、さりげなく「夏雄」の小柄が二つもあるではありませんか!もちろん、他の刀装具も壮観で、重要指定ばかりといってもいいほどです。
いやー、地方でこれだけの展示会を開催され、それを見る事ができる幸せに感謝です。

もう、帰宅したら、クタクタ。(;'∀')。
娘も同じ感想でしたので、お互いに話をしたら、それだけ力を入れて鑑賞したからだということで納得。
こんなすごい展示会、そうそうありません。ニッカリ青江も三年ぶりの展示です。
ぜひぜひ、訪れることをお勧めいたします。m(__)m。

最後にエピソードを。
娘とぐるっと回って、最後に一番お気に入りの刀を目指して向かっていたら、なんと、娘も同じ気持ちで歩んでいて、親子である刀の前で立ち止まっておりました。
刀のオーラに引き寄せられたように。すごいね。

2階の展示室の前には記帳できるようにノートがありましたが、なんと、香港からニッカリ青江を見に来られたとの記載があり、娘と二人で感動してしまいました。

準備を進められた皆様に深く感謝申し上げると共に、鑑賞後に疲れるほどの満足が得られるこの企画展に足を運ばれることを強くお勧めしまして、レポートといたします。(@^^)/~~~

追記
丸亀城の石垣は、豪雨で崩れた修理を進めていますが、なかなかです。二枚目の写真です。

単独表示 20241025_112128.jpg 単独表示 20241025_115400.jpg 単独表示 20241025_115628.jpg
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Re: 企画展ご案内   そぼろ助広 : 2024/11/20(Wed) 15:34 No.7624
鍛冶 真改さんお越しいただきありがとうございました。11月17日で無事に終わりました。昨19日に撤収作業とニッカリの手入れをしてきました。3年前はのべ11,000人の来場でしたが、今回は13,000人でした。
私も今回は「日本刀入門」というテーマで1時間の講演を4回開催しました。それと日曜日毎に解説員をしていました。来場者にどちらから来られたか尋ねると大坂・新潟・東京・北海道・長崎等全国から来られていました。3年後も同規模で開催したいと思います。その節はよろしくお願いいたします。
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Re: 企画展ご案内   真改 : 2024/11/21(Thu) 18:01 No.7625
白影 たいへんお疲れ様でした。m(__)m。
皆様のご尽力により、三年に一度、名刀達に出会える幸せを、心から感謝しております。
ありがとうございます。
次回もぜひ家族で出かけたいと思います。

よろしくお願いいたします。
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秋の企画展2   真改 : 2024/10/23(Wed) 19:21 No.7620
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白影 https://www.nantoplus.com/news/4545/

毎年恒例のこの時期、海部刀の故郷にある「海陽町立博物館」にて、企画展が開催されます。

題して「火縄銃と阿波の刀」展です。

どうぞ、秋の味覚「伊勢海老料理」と共にご堪能下さい。(*^^)v。

単独表示 火縄銃と阿波の刀.jpg

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Re: 秋の企画展2   花散里 : 2024/10/23(Wed) 20:15 No.7621
ガマ 毎年開催されるのは凄いですね。
かつての一時的な盛り上がりとは違って地道な取り組みは、まさに「継続は力なり」かも知れません。

もう少し近ければ…
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Re: 秋の企画展2   真改 : 2024/10/23(Wed) 21:24 No.7622
白影 見て触れられる大刀剣市とは違ってガラス越の展示会ですが、毎回テーマを決めて、目玉の刀をドン!と置いて集客を狙うなど、創意工夫には感服いたします。m(__)m。

この時代において出品作である「個人蔵」のレベルの高さに唸ってしまいます。
こういう名品が地方にあることがすごい。
刀は自分で楽しむものであることが中心のはずなのに、惜しげもなく、広く見ていただこうという心意気が、なんとも頭が下がる思いです。

刀って、安いものでも月給分くらいは飛んでいくじゃないですか。いいものもなると、年収を超えるものもざらにある。
そうした生活必需品ではない「文化財」に、儲けてやろうではなく、好きだ!の気持ちで次の世代に伝える、そういう心意気も私は声を大にして言いたい!
そういう人が大好きだ!(*^^)v。
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訃報   花散里 : 2024/03/20(Wed) 17:19 No.7606
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ガマ 宮川 茂美(鬼丸)氏は、令和6年3月15日に病のためお亡くなりになりました。(享年65歳)

初期からの参加者であり、コンテンツ「中世城郭紀行」を主催され、「電脳鑑定倶楽部」では竹屋主人として解説をいただき、日本刀剣電脳倶楽部としては大変お世話になった方ですので、誠に寂しく、今さらながらに様々なことが思い出されます。

これまでの電脳倶楽部に対するご助力、友人としてのご厚誼に感謝申し上げると共に、ゆっくりとお休みいただけるよう心より祈念いたします。
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Re: 訃報   真改 : 2024/03/20(Wed) 18:38 No.7607
白影 鬼丸さんこと宮川さんと直接会ったことは、ほんの数回に過ぎませんが、この電脳倶楽部を通じて交流をさせていただきました。
ネットが普及し始めた初期に、刀剣愛好家の場を設ける事ができたおかげでお知り合いになれました。
おもしろかったですよね、宮川さん。
ネットで趣味の研究を投稿したり、刀剣の売買が普通になったりと、今では当たり前のことも初期の頃は新鮮でした。
熱かったな〜、と思います。

本当にお世話なりました。
厚く御礼申し上げますと共に、心からご冥福をお祈りいたします。
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Re: 訃報   御刀天国 : 2024/03/22(Fri) 14:44 No.7608
旅人 宮川さんは鬼丸、奥様は笹丸でしたよね。
自衛官をされていましたが、教育隊の教官をされていたと記憶しています。
宮川さん御所蔵の成家は珍しい梅の彫り物があったので記憶しています。
あと、古青江為次は認定書が得られなかったとご不満でしたね。
いろいろ思い出を感謝致します。
謹んで御冥福をお祈り申し上げます。

単独表示 IMG_0538.jpeg

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Re: 訃報   守重 : 2024/05/21(Tue) 21:53 No.7609
旅人 久々に刀剣電脳倶楽部を訪れたら、、、宮川さんの訃報にびっくりしました。電脳倶楽部の黎明期から活躍され、大刀剣市でも何度かお会いしました。また毎年年賀状だけはやりとりしておりました。まだお若いのにとても残念で淋しい限りです。また奥様におかれましては、さぞお辛いことと、胸中お察しいたします。自衛官として国防に尽力されたことに感謝すると共に謹んで御冥福をお祈り申し上げます。合掌。 [返信]
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Re: 訃報   花散里 : 2024/05/21(Tue) 22:15 No.7610
ガマ 守重さん、大変ご無沙汰しております。

私も守重さん同様、大刀剣市でご一緒したこと、九段会館でのOFF会や翌日には揃っての靖国神社参拝などが、懐かしく思い出されます。
若かった当時から、自分を筆頭に参加者の皆様もそれなりに年齢を重ねており、一時の情熱も失われつつあるとは言え、やはり仲間の訃報に接すると寂しい限りです。

コロナ以前は、古城探訪など精力的に新しい取り組みもされており、私もお誘いいただき何度かご案内いただきました。
コロナが無ければもっと・・・との気持ちがありますが、いまとなってはご冥福をお祈りすることしかできません。

お亡くなりになる3週間ほど前に、元気なお声で電話をいただいていましたので、奥様からの突然のご連絡には言葉が出ませんでした。
守重さんは、もちろん人一倍健康にはご留意されているとは思いますが、それでもなお一層ご自愛いただけますようお願いいたします。
[返信]
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[→7610] Re: 訃報   守重 : 2024/05/22(Wed) 18:18 No.7611
旅人 花散里様
こちらこそご無沙汰しております。また私のことを覚えておいていただいてありがとうございます。OFF会は果たしてどんな人たちが集まるのか不安だった気がしましたが、皆、紳士的で良い方ばかりが集まって良かった記憶がありました。懐かしくも楽しめた日々でしたね。当時は名刀ばかりに視線が行ってしまいがちで刀剣市とかにいくと欲しくなってしまうため、その後は静かに今手元にある刀剣にいそしんでおりました。これからも身の丈に合う刀剣を楽しんでいきたいと思います。
コロナも明けて、やっと外出も普段通りになってきました。しかし友人の訃報を知るのは本当に辛い。お互い、健康に気をつけて楽しんで生きていけたらと思います。
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Re: 訃報   そぼろ助広 : 2024/05/25(Sat) 14:48 No.7612
鍛冶 私も久しぶりにこのサイトを見ましたが驚きました。実際にお会いしたのはオフ会に参加した一度だけでしたが、私よりも若かったのですね。趣味の先輩が次々と亡くなられて、寂しい思いを何度もしましたが、自分より若い方が亡くなられると更に寂しいです。遅ればせながらご冥福をお祈りいたします。合掌。

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Re: 訃報   四分一 : 2024/09/19(Thu) 14:01 No.7614
旅人 宮川さん、

ご冥福をお祈りします。
[返信]
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受勲のご報告   花散里 : 2024/06/19(Wed) 22:40 No.7613
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ガマ 本年3月15日に逝去された宮川茂美(鬼丸)氏は、同日付けで「瑞宝単光章」を受勲されました。
長年のご功績に対し敬意を表すると共に、改めてご冥福をお祈りいたします。

単独表示 宮川茂美 叙勲.jpg 単独表示 瑞宝単光章.png
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SNS   真改 : 2024/02/09(Fri) 20:54 No.7603
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白影 SNSで短い動画を作ってます。
ただ録画するだけの、なんの編集もしていない、録画しているだけのもの。
収集した物を息子に撮らせてSNSに挙げています。
動画中でのセリフがそのまま息子への説明となり、その物との出会いを語ることになっています。

撮り終わると、「へ〜、そういうこと」と感心されたり、呆れられたり。
この世からオサラバするまでの間、少しずつではありますが、やっていこうと思います。

小物の紹介は簡単なんだけれども、刀をどのように紹介しようかと悩んでいます。
[返信]
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Re: SNS   花散里 : 2024/02/11(Sun) 12:58 No.7604
ガマ おや、真改さん・・・いろいろと取り組まれてますね(^_^)v

して、SNSとは?
数あるSNSの中から、何を選んでUpしたのかは内緒でしょうか?
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Re: SNS   真改 : 2024/02/11(Sun) 19:03 No.7605
白影 垂れ流しの動画ですので。('ω')ノ。
恥ずかしくて言えません。('◇')ゞ。

ご容赦ください。(;^ω^)。
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拵えの保存   真改 : 2024/02/08(Thu) 07:43 No.7600
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白影 刀の拵えのうち、鍔は個人の好みによって付け替える事ができ、それはそれでおしゃれであると思います。
しかし、文化財保護の観点から見れば、古い時代のある拵えであることが明らかであり、かつ、保存の価値ありとされているものについては、特に気をつけねばと個人的には思います。

鍔は簡単に外すことができるので、美しく価値あるものだと、それだけを単独で売買するために外してしまうことがあると聞きます。

実際、あれ?と思うような組み合わせを見たこともあります。
私は、時代のある拵えはそのまま保存する方が良いとする立場ですので、売買するならそのままでと、思う次第です。
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Re: 拵えの保存   花散里 : 2024/02/09(Fri) 11:33 No.7601
ガマ 古い時代の拵えは歴史的な価値もあり、それ故に工芸品の価値とは別に過去に思いを馳せるのも楽しいものですね。

伝統を守るためには、歴史の勉強や理論だけでは無く実際に製作することが必要ですから、刀を愛でる者は「旦那(パトロン)」としての心構えが必要だと思います。
古今東西、全ての芸術は旦那(パトロン)がいてこそ、成り立ち・発展してきたわけですが、現代では「言うは易し」ですね。

今となっては刀とは「仕事にも生活にも必要のない趣味のもの」と言って良いかと思いますので、刀は収集できても付属していた拵えを保存するのがせいぜいで、なかなか新たな拵えを製作するまでは行きません。

せめて補修や修理だけでもと思いますが、悩ましいところではあります。
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Re: 拵えの保存   真改 : 2024/02/09(Fri) 20:48 No.7602
白影 返信をありがとうございます。
私も自分が作成を依頼した拵えは二つだけ。
内、手元に残っているのは一つだけ。

拵えを新たに作ると、高いですよね〜。
でも、安心して刀を入れることはできます。傷や錆の不安はないし。
拵えを作るお金があったら、もう一振り買えそうってなると、余計に悩むし。

ほんと、私の代だけでも、拵えと刀身を別れさせないように引き継ぎたいし、鍔だけ外して売るなんてこともないように努力をしたいと思います。
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