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ICHGAMI SHAMUSHO+市神社務所+

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京都粟田口の刀工遺跡 - 野ア 準 2018/02/19(Mon) 19:18 No.644

【親記事】
京都粟田口の刀工遺跡
野ア 準 : 2018/02/19(Mon) 19:18 No.644
8 「粟田口・古跡

○鍛冶ケ池 良恩寺域外東北ニアリ。僅ニ四坪ノ小池残ル、則チ乃ナリ。古老是ヲ種ガシノ池ト伝ル。因ニ云フ。小鍛冶鋳盤石、小鍛冶ケ井戸ハ知恩院地内ニアリ。合鎚稲荷社ハ粟田神社鳥居ノ地ニアリシガ【今下京区中ノ町ニ属ス】。

○鍛冶宗近の址 (粟田口)字鍛冶。粟田神社華表(鳥居)ノ北ニアリト【元竹林今宅地】。宗近、粟田口藤四郎ト称ス、山城国ノ人。刀匠ノ名人タルコト世ノ知ルトコロナリ・長和二年没ス、年七十七。

○鍛冶吉光ノ宅址。字鍛冶ノ西南ニアリト。或ハ云フ宗近吉光同地居住セリトモ。鍛冶藤四郎吉光。左兵衛尉国吉ノ子也。宗近ニ亜(つ)グ名匠ナリ。正応四年没ス。年六十三」。


 明治時代に糸物商の傍ら郷土史・考古学・有職故実の研究で知られた碓井小三郎(1865-1928)が表わした大著『京都坊目志』に見える三条小鍛冶宗近と粟田口吉光関係遺跡の解説です。別に宗近や吉光一派の略系図も載せていますが、三条小鍛冶と粟田口鍛冶は時代が違うのに混同している所があります。現代京都の観光案内や遺跡見学記にも両者を混同している記事があるのですが、この本を無批判に引用した為でしょう。
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